日時 9月24日(土)10:00~12:00
げんきいっぱいのこどもたちが、キラリ☆ふじみ芸術監督の白神ももこ(モモンガ)と、モモンガのおともだちと一緒に、ここにしかないあそび場をつくる「こどもステーションplus」。
9月のこステは、前日9月23日に開催した『キラリ☆ふじみ 薪能(たきぎのう)』のステージツアーから始まりました。
当日は少ししか使うことができなかった水上の能舞台ですが、今日はこどもたちが乗ってくれて舞台も少し嬉しそう!
“舞台監督”の白石さんが舞台を案内してくれました。
舞台監督は公演の安全を守ったり、全体の進行をするお仕事です。
と白石さん。
能面は能を演じるときにつけるお面のこと。“オモテ”と言われます。
他にも能舞台には、“鏡の間”という出演者が舞台に登場する前に、鏡に姿を映して気持ちを整える場所や、“鏡の間”から舞台に繋がる通路“橋掛かり(はしがかり)”があったりと、初めて知ることがいっぱいです。
そこでこどもたちから質問がありました。
「あの大きい階段から登ったり降りたりするの?」
舞台についているとても大きな階段です。
これに白石さんが答えてくれました。
「これは“きざはし(しらすばしご)”といわれるもので、今は実際には使いません。時代劇などで見るような、“お奉行さま(おぶぎょうさま)”がいた所だとわかるようにするために残っています」
少し難しい説明です。みんな、なんとなくわかったかな?
つぎはメインホールも見学します。
今回『キラリ☆ふじみ 薪能』で実際に使ったのはこちらです。
こどもたちからは
「柱が外のやつより小さい!」
「後ろに盆栽(ぼんさい)の絵がある」
「外より舞台が低い!」
と色々な声が上がりました。
白石さんが「実は柱は固定されていなくて、おもりで支えています」
と紹介してくれると、みんなはおもりを持ち上げられるかチャレンジを始めました!
普段は見ることのできない舞台の裏側を教えてもらって、キラリふじみのことをもっと知ったり、日本の伝統芸能にも興味をもってくれたらうれしいな。
白石さんにお礼を言って、薪能ステージツアーは終了です。
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さて、展示・会議室が今日のあそび場です。
「今日は何してあそぶ?」
みんなでわいわい相談していると、
「では今日の氷は、こんな形です」とモモンガ。
鬼に捕まったひとは、この三角の氷になります。
たくさん人がいるので、わかりやすくするために、鬼はカラフルなスカーフを持つことに。
それでは氷鬼スタートです!
鬼に捕まったらスカーフを渡して次の人が鬼に……ってあれ?
気づいたら普通の鬼ごっこになっていました!
今日は鬼ごっこは一回戦で終了。
「やっぱり工作がしたい!」とこどもたちは工作グッズをガサゴソ。
今日はなにがあるかな??
さらに今日はカラフルなスカーフがあります。
これでもなにか面白いことができそうです。
スカーフはふわふわで、とても軽いです。
どうやってあそんだら楽しいかな?と考えていると…
「振り回すと魔法みたい!」と、さっそくあそび方を発明したこどもたち。
モモンガとの熱い戦いが始まりました。
さらにこんなあそび方を見つけたこどもたちも。
ローブみたいに巻いてみたり、
スカートにしてみたり…
あたまに着けて、お姫さまみたいにもなれちゃいます。
スカーフを組み合わせて、とても素敵な洋服がたくさん生まれました。
さて、工作をしているみんなはなにを作っているでしょうか?
能舞台を見たので、お面が流行。
紙ぶくろを使ったお面があちらこちらに!
スカーフと組み合わされた豪華なお面や、
兜(かぶと)と鎧(よろい)、さらに剣と盾も持ってかっこいい!
こちらでは、キラキラのビーズを糸に通している男の子たち。
「おかあさんにネックレスあげる!」
ともくもくと作っています。
他にも、紙コップが飛び出すバズーカをつくったり、
なんと「能舞台」を作った子も!
ちゃんと柱が4本と“橋掛かり(はしがかり)”がある…!
今日もたくさんの作品が生まれました。
いつの間にか、スカーフの戦いはヒートアップ。
なかなか決着がつきません。
もうみんなで一緒に踊っているみたいです。
たくさん作って戦って、今日もあっという間におしまいの時間に。
最後に集合写真をパチリ。
2か月ぶりのこステもとっても楽しかったね!
次は何してあそぼっか?
キラリ☆ふじみで待ってるよ!
まだ来たことがない子もあそびに来てね!
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次回、10月23日(日)のこどもステーションplusは定員に達したため、申込受付を終了しています。
次々回は2022年11月6日(日)に開催、申込は10月10日(月・祝)より開始いたします。
詳細はこちらご参照ください。
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